2013年 02月 05日
猫と一緒に,ドイツから日本に帰ろう!そう,絶対,帰りたい! |
今日は,猫をつれてドイツから日本に帰国するための情報を記します。とはいえ,私達もまだ終わっていませんので,中途半端な情報になるかもしれません。また,これはあくまでも個人の経験に基づく情報ですので,動物をつれて帰国する予定のある人はご自身でしっかりとご確認ください。
*******************
さて,サクの場合は,2年以内の短期滞在に該当します。
そのため,日本入国の必要な準備となっている
・マイクロチップが入っていること
・狂犬病のワクチンの有効期間内であること
・抗体価の検査結果が有効期間内であること
のいずれも日本で済ませてきました
四方山話ですが,日本からドイツに来るときには,ドイツに入国に必要になるんじゃないかといって,千歳の動物検疫所が”EU用の獣医証明書(Veterinary certificate to EU)”を作成してくれました。書式はドイツ領事館からダウンロードできるようです。この書類はドイツにてサク用のEUパスポートを発行する時に役立ちました。)
ですので,ドイツから日本に帰国する際に改めて必要なことは以下のことになりました。
1.帰国する40日前の報告
ここで,「狂犬病予防法に基づく動物輸入に関する届出書」を,到着する空港の動物検疫所に提出します。大切なポイントは帰国予定日の40日よりも前に報告することです。一般的に考えると,40日以内と思いやすいのですが,なんと!40日よりも前です。私達は,愚かにも40日以内と思い込んでいたため,40日より後の報告となり,帰国日を泣く泣くずらすことになりました(そのための余計な出費もいかほどか・・・)。
2.動物検疫所より「動物の輸入に関する届出受理書」が発行される。
1の書類を提出すると受理番号が発行されます。ここに記載される書類の内容を変更したい場合は,「変更届」を出すだけですむようです。ですので,40日前ぎりぎりに「狂犬病予防法に基づく動物輸入に関する届出書」を提出するよりは,かなり早めに出しておく方が無難なような記がしました。
3. FormAとFormCの合計4枚の作成
これがとても大変です!
ドイツの場合は,「指定地域以外から日本に輸入される犬等の推奨証明書様式」となるため,FormAとFormC(1/3, 2/3, 3/3)の計4枚を準備することになります。
書類A: 自分で作成します。
書類C(1/3)とC(2/3): 短期滞在の場合は,日本を出国する時にもらった「日本国農林水産省発行の「狂犬病予防法に基づく動物の輸出検疫証明書」を添付するだけになりますので,これら2種には受理番号(Approval No.)を書くだけになるようです。
書類C(3/3): 二重線より上の部分は,「かかりつけ獣医師」が記入することになります。下半分が,政府公認の獣医官が記載することになります。
そして,4種の書類に獣医官のエンドースメント(裏書き)が必要になります。
さて,ここで問題だったのが「政府公認の獣医官」です。獣医官って何?誰?ドイツ語で「Veterinaeramt」というのは分かったのですが,ベルリンではどこ事務局があるの?分からないことだらけです。
そこで,同僚のドイツ人の人に助けてもらって獣医官を探すことにしました。そうすると,私達が最初に調べていたところとは違うところに事務局があることが分かりました。ベルリンの場合,地区ごとに獣医官がいるようです。私達はシャルロッテンブルグ地区に住んでいるので,シャルロッテンブルグ地区の獣医官のところに行かなければならないようです。
Ordnungsamt Charlottenburg-Wilmersdorf
Veterinär und Lebensmittelaufsicht
Hohenzollerndamm 174-177
10713 Berlin
そして調べたところなんと!獣医官のオフィスアワーが毎週火曜の午後1時から2時の1時間しかありません。外国人局を経験している私達にとって,1時間の開館時間しかない役所がどこまで信じられるのか,不安です。結局,あまりにも不安なので,その同僚に頼んで,一緒に行ってもらうことにしました。
4. かかりつけ獣医師
健康診断を受けに「かかりつ獣医師」のところに行きました。本来ならば,帰国48時間前に健康診断を受けるのが望ましいのですが,後で行く獣医官のオフィスアワーの都合上,帰国の1週間前に行きました(動物検疫局に連絡をし,事前に健康診断を受ける許可を得ました)。かかりつけ獣医師には,フォームC3/3の上半分に記入をしてもらいました。
5. 政府の獣医官にエンドースメントをもらう
上記のHohenzollerndammにある獣医官のオフィスに行きました。オフィスアワーは13時からなのですが,念のために12時に行きました。12時半頃になると,ぽつぽつと人が来ますので,確実に1番で受けたい場合は12時過ぎに行くのをおすすめします。獣医官の人は日本のフォームを何度も書いたことがあるので,もうここは安心して任せましょう(向こうの獣医官はこちらの言い分を聞かずに色々と書き込むこともありますので,注意してください)
6. 書類を動物検疫所に送る
そろえた書類を全て動物検疫所にスキャンして送ります。
色々と足りない情報があると思いますが,大まかな流れはこのような形です。
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さて,サクの場合は,2年以内の短期滞在に該当します。
そのため,日本入国の必要な準備となっている
・マイクロチップが入っていること
・狂犬病のワクチンの有効期間内であること
・抗体価の検査結果が有効期間内であること
のいずれも日本で済ませてきました
四方山話ですが,日本からドイツに来るときには,ドイツに入国に必要になるんじゃないかといって,千歳の動物検疫所が”EU用の獣医証明書(Veterinary certificate to EU)”を作成してくれました。書式はドイツ領事館からダウンロードできるようです。この書類はドイツにてサク用のEUパスポートを発行する時に役立ちました。)
ですので,ドイツから日本に帰国する際に改めて必要なことは以下のことになりました。
1.帰国する40日前の報告
ここで,「狂犬病予防法に基づく動物輸入に関する届出書」を,到着する空港の動物検疫所に提出します。大切なポイントは帰国予定日の40日よりも前に報告することです。一般的に考えると,40日以内と思いやすいのですが,なんと!40日よりも前です。私達は,愚かにも40日以内と思い込んでいたため,40日より後の報告となり,帰国日を泣く泣くずらすことになりました(そのための余計な出費もいかほどか・・・)。
2.動物検疫所より「動物の輸入に関する届出受理書」が発行される。
1の書類を提出すると受理番号が発行されます。ここに記載される書類の内容を変更したい場合は,「変更届」を出すだけですむようです。ですので,40日前ぎりぎりに「狂犬病予防法に基づく動物輸入に関する届出書」を提出するよりは,かなり早めに出しておく方が無難なような記がしました。
3. FormAとFormCの合計4枚の作成
これがとても大変です!
ドイツの場合は,「指定地域以外から日本に輸入される犬等の推奨証明書様式」となるため,FormAとFormC(1/3, 2/3, 3/3)の計4枚を準備することになります。
書類A: 自分で作成します。
書類C(1/3)とC(2/3): 短期滞在の場合は,日本を出国する時にもらった「日本国農林水産省発行の「狂犬病予防法に基づく動物の輸出検疫証明書」を添付するだけになりますので,これら2種には受理番号(Approval No.)を書くだけになるようです。
書類C(3/3): 二重線より上の部分は,「かかりつけ獣医師」が記入することになります。下半分が,政府公認の獣医官が記載することになります。
そして,4種の書類に獣医官のエンドースメント(裏書き)が必要になります。
さて,ここで問題だったのが「政府公認の獣医官」です。獣医官って何?誰?ドイツ語で「Veterinaeramt」というのは分かったのですが,ベルリンではどこ事務局があるの?分からないことだらけです。
そこで,同僚のドイツ人の人に助けてもらって獣医官を探すことにしました。そうすると,私達が最初に調べていたところとは違うところに事務局があることが分かりました。ベルリンの場合,地区ごとに獣医官がいるようです。私達はシャルロッテンブルグ地区に住んでいるので,シャルロッテンブルグ地区の獣医官のところに行かなければならないようです。
Ordnungsamt Charlottenburg-Wilmersdorf
Veterinär und Lebensmittelaufsicht
Hohenzollerndamm 174-177
10713 Berlin
そして調べたところなんと!獣医官のオフィスアワーが毎週火曜の午後1時から2時の1時間しかありません。外国人局を経験している私達にとって,1時間の開館時間しかない役所がどこまで信じられるのか,不安です。結局,あまりにも不安なので,その同僚に頼んで,一緒に行ってもらうことにしました。
4. かかりつけ獣医師
健康診断を受けに「かかりつ獣医師」のところに行きました。本来ならば,帰国48時間前に健康診断を受けるのが望ましいのですが,後で行く獣医官のオフィスアワーの都合上,帰国の1週間前に行きました(動物検疫局に連絡をし,事前に健康診断を受ける許可を得ました)。かかりつけ獣医師には,フォームC3/3の上半分に記入をしてもらいました。
5. 政府の獣医官にエンドースメントをもらう
上記のHohenzollerndammにある獣医官のオフィスに行きました。オフィスアワーは13時からなのですが,念のために12時に行きました。12時半頃になると,ぽつぽつと人が来ますので,確実に1番で受けたい場合は12時過ぎに行くのをおすすめします。獣医官の人は日本のフォームを何度も書いたことがあるので,もうここは安心して任せましょう(向こうの獣医官はこちらの言い分を聞かずに色々と書き込むこともありますので,注意してください)
6. 書類を動物検疫所に送る
そろえた書類を全て動物検疫所にスキャンして送ります。
色々と足りない情報があると思いますが,大まかな流れはこのような形です。
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by sakuneko0128
| 2013-02-05 01:04